土地の雨水処理
こんにちは中津川市にある建設会社、日建建設の現場監督、渡邊です。
8月に入ってからは天気が安定せず、毎日のように豪雨が降り
中津川市、恵那市でも災害が起きました。
今月だけでも、浸水や雨漏り、敷地内の水はけ等の相談をいくつか頂きましたが
幸い大きな被害はなかったです。
ここ数年、降雨量も増えてきたので
敷地内の水の処理についてお話しします。
コンクリートやアスファルトで舗装をして
水勾配をしっかり取り、水下側や隣地境界へ側溝を設けるのが一番です。
地面のままで勾配をつけても、ぬかるみや水溜まりは起こってしまいます。
隣地が高く、境界から水が出てくる場合は
表層の水はU字溝で拾い、地面から湧いてくる水に対しては
暗渠パイプ(穴の開いたパイプ)を地面に埋設するのもお勧めです。
隣地境界にブロックを積んだ場合など、併設することも多いです。
※周りは砂利で埋めます
水の処理とは異なりますが、表層を砕石や砂利などに変えるだけでも
ぬかるみや水溜まり予防にはなります。
予算、敷地の状況にもより施工内容は変わってきますが
建物施工前にしっかり考えておくと良いです。
後から重機が入れない場所などは、施工内容に制限が出来たり
費用が嵩んだりします。
上記のような工事をしても
全ての水が処理できる訳ではありません。
日頃から家の周りに気を配り
ベランダの排水、側溝、雨樋等詰まっていないか等
日常に簡単に出来る点検は、して頂く事も大事です♪
建物だけでなく外構の相談も一緒にどうぞ✨