将来に渡って後悔しない間取りの考え方③
こんにちは。中津川市、日建建設の加藤です。
間取りを検討する際、建設会社との話し合いは重要です。
なぜなら、話をすることで見えてくることがあるからです。
見学会を見て廻っているだけでは始まりません。
私の場合は、あらかじめ聞くことは決めておき、
できるだけ多くのお話を伺うようにしています。
直接家づくりに関係が無さそうなご夫婦それぞれの趣味なども伺います。
話をすることで打ち解けていただきたいというのもありますが、
話の内容によっては趣味の部屋が必要かどうかの提案もできるからです。
例えば、スノーボードが趣味ならボードをどこに置くのがいいか?
料理が好きな方なら、ガスの炎でしっかり調理したい場合にはオール電化は
お勧めできないという話になります。
また、「なぜ家を建てたいのですか?」ともお聞きしています。
それは結論として、家を建てる必要が無い方もいるからです。
アパートで部屋が足りないなら、部屋数の多いアパートに越せばよいわけです。
古いアパートが嫌な方は、新築のアパートに越せば解決です。
高い買い物になります。要は本当に家を建てるのかという、
覚悟のようなものをお聞きしたいわけです。
小さい子供がいるので、多少騒いでも大丈夫な一軒家でのびのびと子育てが
したいということなら、それがそのご家庭の家づくりのテーマです。
また、話をすることで必要な項目の優先順位が見えてきます。
自分たちが気づかなかったことも、ヒアリングによって導き出して
くれるような建設会社と出会うことも、家づくりを成功させるための
重要なポイントの一つと言えるでしょう。