川沿いの土地
みなさんこんにちは。
日建建設の水野です。
春真っ盛り、今年は桜の開花も全国的に早めのところが多いようですが
コロナウイルスの影響でお花見も自粛しているようですね。
さて今日は4月8日ですので各地で入園式、入学式と胸弾む季節になりましたね
思い起こせば私も保育園に入った日の事を今でも覚えているんですよ。
母の着物姿、木造の園舎と床板やガラス戸が黄緑だったこと。
夢のように所々の記憶しかありませんが、そろそろ還暦を迎える年になっても
大切なフォトグラフとしてココロに刻んでいるんですね。
では土地探しのコツのご質問にお答えしたいと思います。
「近隣に川がある土地を購入しようと考えているのですが、
何か注意点はあるのでしょうか? 」
川がある場所には建物が建たないので、川沿いの土地は日当たりが良かったり
視線の抜けができて景色が良くなったりするというメリットがあります。
また清流であれば、シーズンによって水遊びも楽しめるでしょう。
しかし、川が近くにあることがデメリットとなることもあります。
まず考えられるのが地盤の弱さ。
水辺の近くは地盤が弱くなっている可能性があるので、新しく住宅を建てる場合
地盤改良工事など新たに費用が掛かる可能性があります。
また台風や集中豪雨など、急な増水に伴う川の氾濫が起きると
距離によっては住宅が浸水する可能性も。
その土地の市町村によりますが、水害がおきた際に
想定される被害予想が書かれた「洪水ハザードマップ」
が市役所で配られていることもあるので、必ずチェックしましょう。
自然というコントロールできないものが身近にある土地は
慎重に選ぶようにしたいところです。