スタッフブログ

遮熱工法

夏の暑さ対策と今後

こんにちは。中津川市の日建建設の加藤です。

そろそろ梅雨も明けて暑くなってくるのではないでしょうか。

今年は3月の時点ですでに日差しが非常に強かったです。夏に向けてますます日射が強くなると思います。

前回のブログでご紹介したウレタン遮熱断熱工法は夏の暑さ対策としては非常に有効です。予算の関係がありますが施工されることをお勧めします。

また、最近ではLow-Eガラス(遮熱)も普及しています。あとはエアコンを取り付ければいいように思いますが、夏の日差しはそういうわけにはいきません。

住宅建築のセオリーとして、北と西の窓はなるべく小さく南と東は大きくと言われていましたが、最近は南の窓は大きく、他の窓は小さくというのがセオリーになってきています。

エコ住宅やZEHなど、住宅の省エネ化の思考が進んでいるためです。

南の窓を大きくしたことによる日射対策は、外部で遮熱することです。アウターシェードやオーニングなどが簡単に後付けできる方法です。

温暖化の影響で毎年暑さが増しているように思いますが、2100年には日本全国の平均気温が40度を超え、中津川市は41度~42度が平均気温になると予想されています。

それまで生きている方は少ないと思いますが、将来に向けて気温が上昇し続けるわけですから、今から新築を検討される方は、その辺も考慮して対策しておくべきだと思います。

冷暖房効率を考えて家づくりを計画することは、暑さや寒さ対策になるだけでなく、将来に渡って快適な生活を送るためのライフプランを計画することにもつながります。

後付けできるアウターシェードは建築後でも可能ですが、窓の大きさと配置や、断熱工法の検討は、建築計画の段階で検討していく必要がありますね。

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