家の収納について
こんにちは。日建建設の加藤です。
家づくりをされる際に、収納をたくさんほしいと
考える方は、特に女性に多いです。
一般的な住宅の収納の面積は、
床面積の15%あればよいとされています。
30坪の家でしたら4.5坪(9帖)です。
物が多い方はそれでは足りないと思う方も
みえると思います。
では15%を守れば収納が使いやすい家なのか
といえばそうではありません。
なぜなら数字を気にすると、通常よりかなり広い
リビングにした方は、収納を多く作らなければいけない
理屈になってしまうからです。
また、全ての部屋をコンパクトにした方は、
家族人数に関係なく収納が少なくなる理屈になります。
15%にこだわらず、どこに何を置くか決め、必要最低限
にしておくことが重要です。
必要最低限にすれば、おそらく15%以下の
数字に自然となります。
ほとんどの方が子育て世代なので、収納量のピーク時期
に合わせて作ってしまうと、後に収納は空いてきます。
ちなみに私の自宅の収納は13%でした。
使っていて少ないと感じたことはなく、十分です。
外に物置を買って置いていることが大きいですね。
ですので、家を建てたら物置は必ず買った方が良いと思います。
なぜなら家の中の収納を増やすのと、
外の物置を置くのでは、金額が全然違うからです。
もちろん、収納を増やして建物金額は増やさずは不可能なので、
収納の多さも大事ですが、お金の事も考えて間取りを
検討していただけたらと思います。