森林環境税及び森林環境譲与税とは
こんにちは。
中津川市にある工務店、日建建設の藤原です。
今年度から『森林環境税及び森林環境譲与税』が課税されます。
対象者は住民税が課税されている方が対象です。税額は年間1000円です。
それほど金額が多くないせいか、あまり報道はされていません。
市町村が徴収し一旦、国へ収めて必要な都道府県、市町村に渡すようです。
使い道は各自自体に裁量が任されている為、使い道があいまいになるという
意見も多いようです。私は妻の実家(恵那市飯地町)へ行くと犬の散歩をします。
なにせ山が多いですが、手入れが行き届いた山もあれば放置され倒木も見かけます。
昔は家を建てるにあたり、地元の木をたくさん使いました。その為たくさん植樹
されましたが、最近では安い外材が多いです。欧米では植林地は平坦で道路が整備
されていますので、管理もし易く伐採後、容易に搬出できます。
日本では山(傾斜地)の為、搬出に時間もお金も掛かります。傾斜地を人力で
運ぶ、あるいはケーブルを使う、ヘリを使うこともあります。
これでは安い外国産に勝ち目がなく荒廃していきますね。
『森林環境税及び森林環境譲与税』を使い山の適切な管理がされることを願っています。
大切な木をたくさん使わせている身でありますから特に感慨深いです。