トラブルを防ぐ不動産研修2・岐阜市
こんにちは。
先週、不動産研修に行って来ました。7月4日にブログを書きましたが
追加してお伝えいたします。
お客様の中には実家の土地に建築される方も多いかと思います。
そこでの注意点の話が出ました。見た目は何の問題ない土地でも
法務局で公図調査をすると敷地に青線(水路)赤線(道路)が
あることが稀にあります。現在は使っていなくても昔のまま残っています。
どうするかというと青線や赤線は国や県、市町村が管理しているので
売り払い出来るか管理者(国、県、市町村)と協議する必要があります。
売り払いしてくれないと家が建てられないことや、かなり制約を受けた
間取りになることもあります。売り払いしてもらえるケースでも
お客様が土地代金はもちろん測量費用、登記費用が発生しますし
時間も掛かります。
以前、私のお客様は敷地に赤線が通っていて近隣の方にも協力をして
頂かないといけない状況でした。さらに赤線の付け替えもあり
造成費用も多額となりました。何より市役所と近隣との交渉に
2年を費やしました。このような事にならないように早めに調査する
必要があります。ご心配な方はお気軽にお問い合わせください。
宅地建物取引士の藤原でした。