夫婦共働きの場合の住宅ローン返済の注意点
みなさん、こんにちは!日建建設の水野です。
住宅を購入するにあたり、夫婦の収入を合算して住宅ローンを組むことを検討されている方も少なくないのではないでしょうか?
共働きのご家族も昔に比べればうんと増えてきていますから、当然のことかもしれません。
夫婦の収入を合算して住宅ローンを組む方の大半が、
「借入金額を増やす」為にこのような住宅ローンを組んでいます。
住宅ローンは、基本的には年収に応じて借りられる金額が左右されます。
もちろん、年収が多い方の方が年収の少ない方よりも多くのローンを借りることができます。
つまり、ご主人のみの年収でローンの査定を受けるよりも、奥さんの年収も合算したほうがより多くのローンを借りることができるのです。
しかし、本当にそれで大丈夫なのでしょうか?
お金を借りる技術として夫婦の収入を合算して住宅ローンは、必要に応じては「あり」です。
しかし、
その前提として組んだ住宅ローンは、もちろん返済ができなければなりません。
奥様が正社員からパートに切り替わった段階でオーバーローンとなり、
全てを犠牲にしてローン返済だけを優先する人生にもなりかねないのです。
住宅ローンは、
借りられる金額ではなく、将来の収支を予想して返すことのできる金額を計画するべきです。
無理な計画は絶対にしないで下さいね。