おしゃれに見せる工夫とは
こんにちは。日建建設の加藤です。
先日入ったお店で、ジャムやパンなどを売っていたのですが、私はあまりパンを買わないのですが、何も買わないのは気が引けるので、ピザを買いました。
そのお店の内観がシンプルで、白い壁が主体で、他は構造用合板(ベニヤ板)のみで天井や棚を作ってありました。
なぜおしゃれに見えるかというと、使っている内装色が2色であることです。(白と、木の色)
写真ではいろんな物が置いてあってバランスが取れていますが、物が置いてないと想定して見てみると、たぶん殺風景なはずです。
家づくりをされるほとんどの方は、おしゃれにしたいんだと思います。
おしゃれにしたいから、壁の色を一部変えてみたり、壁をRにしてみたり、色々と考えて検討されます。
でもそれは、カーテンもついていなくて、家具家電や雑貨もまだ置いてない状態でです。
だから、おしゃれにしたければ、新築の段階では極力シンプルにしておく必要があるのです。
新築の段階で色のバランスが取れているとするなら、物を置いたらさらに色が入り、ごちゃごちゃした印象になってしまします。
家の色決めをする際には、あまり色を使いすぎないことも、おしゃれに見せる秘訣です。
このお店はシンプルだけど上手に作ってあるなあと思って見ていたら、デザインは2020年オリンピックの新国立競技場の設計を担当した、隈研吾さんでした。
きっと新国立競技場は、たくさんの木がうまく使われるのでしょうね。
また、高い材料を使えばおしゃれになるわけではないということも、今回再確認できました。