家のすきまについて(気密性)
こんにちは。中津川市の日建建設の加藤です。
今回は家の隙間についてです。
家には隙間があります。隙間と言っても見た目で穴が開いているのではなく、床下や壁天井、窓などの小さな隙間です。
内装が仕上がったときにはそのような隙間は無いようにみえますが、圧をかけて調べる事でどれくらいの隙間があるのか調べることができます。
家の隙間はもちろん少ない方が、冷暖房効率が良くなり、エコです。
気密性を良くした家が、チラシやHPなどで「気密住宅・高気密住宅」とうたわれます。
どのような隙間の無さ(数値)をもって気密住宅と呼ぶかは決まりはないですが、住宅業界で一般的にこれくらいの数値を切れば、気密住宅と言って良いのではないかという数値はあります。
気密住宅にすることのメリットはいくつかあります。
まずは、隙間が無くなることによる冷暖房効率が上がる事、これが一番です。
他には、換気扇と給気口がうまく機能し、空気の流れがしっかりできる事、です。
間接的には、室温のバラツキが少なくなることによりヒートショックも起きにくくなるなどのメリットもあります。
気密を良くすることのデメリットは特にありません。
日建建設でも、今年からは気密住宅を標準化しました。
しかし、今までの工法を変えお金を掛けることにより高気密化することは可能ですが、今までの家と違って家の金額が大幅に上がってしまうのでは意味がありません。逆に、ハウスメーカーのようにお金を掛けた家が気密性が良いのは当たり前です。
なるべく家の金額を上げず、できるだけ性能を上げてこそやる意味があるからです。
気密の数値や、気密の考え方など、詳しく聞きたい方は打合せの際に直接ご質問ください。